2012年6月2日土曜日

活動記13「路上販売をやって思ったこと」

路上販売をやって思ったことが多くなってので、 別に書いた。

今回、「売る」という行為を初めてやった。

商品を揃えて、お客さんと喋って、買ってもらって、お金をもらう。

その行動の過程で、思うことが沢山あるので書いた。

注意
今回は、いろいろと特殊な環境下にいた。

売る場所は路上で、売るものは野球の写真。

下記に書いた意見を全体にあてはめることは出来ない。

それでも、まあ、学べることはあるのではないか、日々に活かせることはあるのではないかと思っている。

①路上販売をやって、すっげえーよかったなと思ったこと
②写真を売る上で思ったこと
③他に思ったこと

①路上販売をやって、すっげえーよかったなと思ったこと

・A 現地の人と絡める
端的に言うと、路上販売は、言語の勉強の手助けになる。

路上販売をすることによって、日本語を喋る人と私は絡んだ。

路上販売は、現地の人と絡める。

全く個人でやっていることなので、日本外でも出来る(ビザだけ注意)。

仮に、中国語や韓国語を学んでいる人がいたら、路上販売を通して現地の人と仲良くなればいい。

声をかけてくる人は、売っている商品に興味がある人なので、もともと仲良くなりやすい。

路上販売は、言語の勉強の手助けになるのかなあと思った。

私は、語学の勉強のために、韓国と中国語圏に数ヶ月の間住む予定でいる。

カナダにいるときに、現地の人と絡むのが難しかった経験があった

自分の生き方にとって、路上販売はすっげえありがたい事だな、と思った。


・B 帰国後は、実際に写真が売れること
販売をするたびに、核心するさ。

世界の野球の写真さえ揃えば、かなりの人が写真を買ってくれるなと。

なぜそう思うか?
①写真が少ないにも関わらず、売り上げを得ることは出来たから。
②商品の数が増えるから。
③大きな声で世界の野球の写真売ってます!と言えるような姿勢になれるから。

①②もさることながら、③が重要なんよね。

今の路上販売で、矛盾していることがあるさ。

路上で写真を販売しているという積極的な行動をやっているはずなのに、いざ路上に座ると、お客さんが来てくれることを待つ消極的な行動をやっていること。

なぜそうなるか。

売っている写真の種類が少ないために、自信を持ってお客さんに薦めれないから。

帰国後であれば、結構な種類の写真が手に入り、自信をもって売れる。

路上にたって、「世界の野球の写真売ってますよ!」て大きな声で叫べる。

帰国後の路上販売がどうなるか、すっげー楽しみだ。想像するだけで、うずうずする。

応用していうなら、商品を知らないと、売る側の姿勢が弱まり、売り辛くなると思った。



②写真を売る上で思ったこと

・相手にいかに喋らせるか

売るうえで、自分が喋るというより、お客さんにいかに喋らせるかが重要な気がした。

多分、喋るよう促し続けたら、知らずの内にお客さんの心の中で何かが起こるのだろう。

親近感を感じるのか、喋ったことに対する満足か、いい時間を提供してくれたことに対する感謝か。

まだわからねえど、とにかく、相手に喋らせることは重要だなと思った。

・子供に写真をあげるのが功をせいした

最初、お客さんが全く足を止めず、寂しい思いをすることがあった。

唯一足を止めてくれて、心を暖かくさせるのは、警戒心のない小学生。

ありがてえな!と思って、Lサイズの写真を無料であげていた。

5人ぐらいで来たときは、じゃんけんで勝った1人に写真をあげていた。

写真を選ぶ姿も、本気でじゃんけんする姿も、眩しく、微笑ましかった。

すると、いくつかの事が起こった。

親御さんからお礼だといって、お金をカンパしてくれた。

試合前に出会った少年が試合後にまた来てくれて、それに釣られ、人だかりが出来た。

これからは、打算的にLサイズの写真を無料であげるだろうと思う。

でもまあ、この体験から学べることはあるはず。

良いことをしたら良いことが起こる。子供をターゲットにしたらよい。無料で人を囲った方がいい。お試しを効果的に使った方がいい。

どう結論づけるかは、自分次第。

子供に写真を上げてみた些細な行動からも、結構なことを学べるよね。なんて思った。

・惹きつけるものと、売れるものの違い

写真を売っていると、面白いことに1つ気づいた。

人を惹きつけるのは、韓国の野球なり、海外の野球の写真。

売れるのは、日本の野球の写真。

写真を販売する前、海外の野球の写真が売れると考えていた。

なぜなら、日本の野球の写真はいつでも買えるし、見に行くことが出来るから。

ところが、写真を買う人の行動はだいたいこんな感じ。

「お!これどこの写真?!どこの野球場!?」

「兄ちゃんいいね。野球場綺麗だね。ほな、この神宮の写真頂戴。」

よく考えると、いくつかの憶測が立てれる。

①買いたいものと、見たいものは違う。
②日本の野球場の写真って、大々的には売っていない。
③商品がどのように使われるか考えないといけない。

まあ、営業をしている人にとっては当たり前のことか笑。

・売るっていろいろとあるな

今私は、商品の数が少ない状況にいる。

だから、売り方どうこうは問題ではないし、商品が1番大切だな、と思っている。

帰国後、商品がそろったときに、どうなるか。

エスキモーに氷を売る」のように、魅力のない商品をいかに売る必要があるかもしれない。

売るっていろいろな段階があんだな、と思った。

・家族の話
写真販売をしているときのこと。

自分がどんな経緯で写真を売っているか喋ってみた。

日本が嫌で海外に逃げて、MLBが面白くて、台湾でアジアシリーズを見て、世界の野球を見に行くことを決めたこと。

親父とは、かなりもめていて、逃げるように出てきたこと。

ここだ!

「親父ともめていること」を喋ったとき、相手の顔が急に変わる。

私に哀れみを感じたのか、親近感を感じたのか、助けてやりたいと思って頂いたのか、わからん。

とにかく、好意的に接してくれるようになった。これはどういうことなのだろう。



③他に思ったこと

・誰かと一緒に路上販売をしてもいいのかな、と
写真を売っているときに思った。

これって別に、1人でやる必要もないな、と。

売れる商品を持っているけれど、路上でやる自信がない・心細い人。

一緒にやってもいいね。

商品つったって、立派なものである必要はない。私の写真も素人もの。

ここに書いているような体験が出来るので、興味ある方がいたら連絡を下さい。

・どんな顧客がいるか考えなあかん
各球団のファンによって、目にとまる写真は様々。

ロッテファンは、ロッテジャイアンツ(韓国)の写真に目がとまる。

オリックスファンは、韓国野球そのものの写真に目がとまる。

巨人ファンは、サムスンライオンズ(韓国)の写真に目がとまる。

各球団のファンによって、嗜好が違うんだなと思った。

MLB27球団を見に行く前に、日本人が今までにプレーしたことある球団・球場を調べる必要があるなと思った。

どんな人に売るか、もっと考えないけんものなのね。

・国民性がわかるんじゃないか?
日本で、路上販売をやるとき、基本的にはこっちから声をかけないといけない。

日本人は周囲に気を使う民族。

興味があっても、1人で立ち止まることはなかなか出来ない。

逆に人が囲めば、本当に人が集まる。それが顕著で面白かった。

いずれ、台湾・韓国等、他の国でも路上販売はやるだろう。

ビザさえ気をつければ、アメリカ・メキシコ・キューバでも出来る。

路上販売を通して、国民性なり、社会の雰囲気なりを感じれるのかな?と思った。

・実際に飛び込み営業をしてみる
よく。飛び込み営業ってあるじゃない。

個人宅訪問にしても、会社訪問にしても。言うなれば、新聞や空気清浄機の飛び込み営業。

それ、やってみてもいいのかな?なんて思った。

「世界の野球の写真はいかがですか!」ってね。路上販売とはまた別次元のこと。

怒られることもあるだろうし、人にキレられることもあるだろう。

今は写真の絶対数が少ないので出来ないけど、帰国後はどうなのだろう。

面白そうじゃない?

・路上でやらないけんのが悔しい
千葉マリンもハマスタも神宮も、球場が管轄している土地なので、販売することは出来ない。

許可がいる。

西武ライオンズに知り合いが1人いたので聞いてみた。

どのように許可をとるか、どのようにしたら許可が取れるのか。

結論として、今の状況で、許可を取ることは出来ない。

球団側に、メリットを与えなあかん。どんなメリットを与えれるやろうか。

路上でやらないけんのが凄い悔しいので、なんらか見返したいなと思っている。

・小銭に入れを置いたほうがよい
これは、来客してくれたキューバの姉さんから教えてもらった。

姉さんの友人には、路上販売をやった人がいるらしい。

言うには、「小銭入れ」を設置した方がいいと。

早速実行してみて、実際に効果があった。

なぜかいな?

小銭入れを置くことによって、実際に購入した人がいることを訪れる人は知れる。

結果、販売促進に繋がる。なぜかわからんが、効果的であることは間違いない。

さんくす姉さん。

・試合後の方が売れる

これはなぜかわからないんだよね。

勝ったチームのファンは、上機嫌だから買ってくれるのか。

負けたチームのファンは、むしゃくしゃしてそのまま帰りたくなくて、寄ってくれるのか。

わからねえ。
そんな感じで、路上販売をやって思ったことでした。

まだまだ文章を書くのが下手だなあ。

ちゃんちゃん。

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